岐阜市日野陸上自衛隊射撃場で、銃乱射事件が発生しました。
この事件の犯人は18歳の自衛官候補生ということで、氏名や顔画像が公表されるのか疑問視されています。
銃乱射事件の概要
2023年6月14日、岐阜県岐阜市自衛隊日野基本射撃場で18歳の自衛官候補生が自動小銃を乱射するという事件が発生しました。
これにより自衛隊員が
2人死亡、数名が重症を負う
事態となりました。
犯人の自衛官候補生の動機は現在明らかにされていませんが、身柄は確保されています。
犯人(18歳)の顔画像、氏名は公表されるの?

犯人は18歳の自衛官候補生ということで恐らく新人の隊員でしょう。
しかし、2人はすでに死亡しているので殺人罪が適用されます。
逮捕されたときは、殺人未遂容疑でしたが後に殺人罪で再逮捕されるでしょう。
さて、本題の18歳が重大な犯罪を起こしたとき、個人情報(顔画像、氏名、住所)などが公表されるのかということですが、今回の事件
公表される可能性が非常に高いです。
少年法をもとに解説していきます。
少年法とは

20歳未満の人物が犯罪を犯した場合、きちんと更生、保護するためにつくられた法律です。
しかし、2022年に18歳から成人と認められましたよね?
そこで疑問を感じる人が多かったみたいです!
現在は18歳、19歳で犯罪を犯した人物は
特定少年
と呼ばれます!
今回のように殺人未遂や放火など、危険な犯罪を犯した特定少年が起訴されれば、名前などが公表されます。
起訴されると!という部分を誤解して、逮捕されたら!と覚えている方も見かけますが注意してください!
起訴とは、検察が裁判所に裁判して下さい!と申し立てること。
事件の流れは
事件発生→逮捕→警察が捜査→検察が捜査→起訴なら裁判
という流れです。
不起訴で終わってしまうと、裁判にかけられることもないので、前科もつきません。
ですので今回の事件は警察が逮捕して捜査中の段階なので、起訴されるまで時間を要します。
起訴される要因について解説していきます。
起訴される要因
今回逮捕されたのは現役の自衛官候補生。
18歳の新人とは言え、未来を担う自衛隊員です。
銃の扱い方は実技だけでなく、座学でも学びます。
もちろん、入隊試験の段階でも銃を扱って良い人間なのか見極められているはずですよね。
候補生だからといって銃の危険性ぐらい分かるはずです。
・特定少年でも銃を乱射したら危険という事実を熟知している現役自衛官候補生
・至近距離で乱射しているから、殺意は十分認められる
ですので動機は判明していませんが、明らかに殺意を持って殺害したので、起訴される可能性は十分にあります。
実刑の可能性
起訴されても実刑が科される可能性は今のところ分かりません。
しかし、殺人事件を起こしても精神疾患を患っている状態なら無罪になる可能性も考えられます。
現役の自衛官候補生が起こした重大犯罪なので、捜査の行方が気になります。
ネットの声
現役自衛官候補生による殺人事件というだけあって、反響はすごく大きいです。
ネットの声をまとめました。
やはり犯人の実名報道を望む声が多いですね。
そして未成年だからという理由で実名報道されない!と思っている方も多くいました。
まとめ
今回の事件の犯人は18歳の自衛官候補生。
特定少年
に該当します。
そのため、起訴されれば実名報道されるので時間の問題かと思われます。