2023年5月25日、長野県中野市で残虐な立てこもり事件が発生しました。
長野県中野市議長を務める青木正道氏の長男である青木政憲が犯人です。
近隣住民からは仲の良い家族と良い評判ばかりで、犯罪を起こすようには見えなかったのこと。
青木容疑者には一体何があったのでしょうか。
この記事では
・事件概要
・青木容疑者の動機
・青木容疑者のプロフィール
・青木容疑者の家族関係
以上について紹介していきます。
Contents
立てこもり事件概要
2023年5月25日に発生した長野県中野市立てこもり事件について簡単に時系列で紹介します。
午後4時25分ごろ | 女性が刃物を持った男に刺されたと110番通報 |
午後4時35分ごろ | 駆け付けた警察官に対して、青木容疑者が散弾銃を2発発砲(警察官2名が意識不明の重体) |
午後5時ごろ | 中野市役所が防災無線で事件について放送 |
午後6時7分 | 最初の被害者である女性の死亡を確認 |
午後6時18分 | 警察官1名の死亡が確認 |
午後7時 | もう一人の警察官の死亡が確認 |
午後8時ごろ | 青木容疑者の自宅で複数回の発砲音が聞こえる |
午後8時35分ごろ | 青木容疑者宅から同居している母親が逃げ出し、無事に保護 |
翌日26日~ | |
午前0時10分ごろ | 青木容疑者宅から同居している叔母が逃げ出し、無事に保護 |
午前4時37分 | 青木容疑者が自ら自宅から出てきたところを確保 |
午前4時40分ごろ | 青木容疑者宅付近で倒れたいた女性の死亡を確認(青木容疑者の果樹園を手伝っていた人物) |
今回の事件で被害にあったのは
・警察官2名
・青木容疑者と関わりがあった女性2名
です。
被害女性2名は頻繁に青木容疑者宅に出入りしていたそうです。
被害女性を殺害した動機は悪口を言われたから
青木容疑者が最初の被害者である村上幸枝さんと竹内靖子さんを殺害した理由は
悪口を言われたと思ったから
と供述しています。
あくまで「思ったから」です。
確実に言われたという事実は青木容疑者本人も認識していないということになります。
しかし、赤の他人からどうして悪口を言われてしまうのでしょうか。
青木容疑者と被害女性について関係性を調査しました。
青木容疑者と被害者の関係

被害者の村上幸枝さんと竹内靖子さんは仲が良く、2人で近所を散歩したりすることもよくあったそうです。
特に村上さんは花が好きだったそうで、自宅前の花壇を毎日手入れしているのが印象的だったと近隣住民が語っています。
花好きな村上さんが青木容疑者と関係や接点を持つようになったのは
青木容疑者の母がフラワーアレンジメントの講師であったこと
が考えられます。
青木容疑者の母は地元では「花の青木さん」と呼ばれるほど地元では有名なフラワーアレンジメントの講師だったといいます。
そのことから村上さんと竹内さんは青木容疑者母の生徒さんだったのではないでしょうか?
村上さんと竹内さん2人とも、青木容疑者宅を出入りしたことがあり、面識はありました。
母を訪ねてきた村上さんや竹内さんに悪口のようなものを言われたことが今回の動機となっています。
具体的に何を言われたかは判明していませんが、青木容疑者本人もしっかりと悪口を言われたと認識していないようです。
死亡した警察官との関係

青木容疑者と死亡した2名の警察官の間に接点はありません。
「女性が刺された」という通報を受けてパトカーで駆け付けた警察官2名。
散弾銃を持った青木容疑者に、パトカーの窓ガラス越しから2発の銃弾を受けて殉職しました。
この行動に対し青木容疑者は
射殺されると思ったから殺した
と供述しています。
また発砲したとき、村上さんの救護活動をしていた男性によると青木容疑者は笑っていたそうです。
明らかに常軌を逸しています。
こんな人物がどうして猟銃免許を取得できたのか全くもって分かりません。
青木政憲のプロフィール

氏名 | 青木政憲(あおきまさのり) |
年齢 | 31歳 |
住所 | 長野県中野市大字江部1011-1(中野市のホームページに記載) |
職業 | 農業、ジェラート店Gelateria Frutti(ジェラテリアフルッティ)の店長 |
学歴 | 東京の大学を中退 |
免許 | 銃を4丁所持できる(猟銃や空気銃) |
今年31歳の青木容疑者。
自分の名前がついた「マサノリ園」というリンゴとブドウの果樹園をしていたそうです。
しかし、園の管理はほとんど母親がやっていたそう。
大学は地元長野県を離れて東京の大学に進学したそうですが、中退しています。
中退した理由は人付き合いが原因だったそう。
中退後、父正道さんに半ば強制で自衛隊に入隊させられましたが、2、3ヶ月で除隊。
青木容疑者を幼いころから知る男性は
「政憲くんも小学生のころはハキハキと明るく話す元気な子だったんだよ。でも、最近は姿も見なかったし、ちょっと家から出ない感じだったのかなぁ」
https://news.yahoo.co.jp/articles/d58e26ec1c9247f68c23ee5894d9965ff5aeb1ad
大人になって、陰湿で暗めな性格になっていったことを話していました。
青木政憲の家族関係
青木容疑者は、父の正道氏の自宅に住んでいました。
同居人は
父‥‥正道(中野市議長)
母‥‥フラワーアレンジメント講師(花の青木さん)
叔母‥詳細不明(立てこもり時は母親の後に逃亡)
以上の4人です。
叔母がどうして同居しているのかは不明となっています。
青木容疑者は3兄弟で政憲容疑者は長男となっています。
・次男‥自衛官(北海道の駐屯地)
・長女‥詳細不明
上記2人の兄弟は実家を出ている様子で、詳細は不明です。

青木容疑者は父の正道氏が経営するジェラート屋「Gelateria Frutti(ジェラテリアフルッティ)」で働いていました。
地元では人気のジェラート屋だったということで、悲しむ声も多いです。
それにしても立派にお店ですね。
果物を提供している農家さんも
「高い果物を買ってくれる良い取引先だったので残念」と話していました。
ネットの声
青木政憲さんが残虐極まりない犯罪を起こしたことについてネットの声をまとめました。
当然のことながら、青木容疑者を非難する書きこみが圧倒的に多いです。
非人道的な犯罪行為をした青木容疑者。
一部では精神疾患によって無罪の可能性もあると言われていますが、猟銃免許を取得できているので、刑罰はしっかりと受けるでしょう。
まとめ
・被害女性2人は青木容疑者自宅に出入りしていた
・殺害動機は「悪口を言われたと思ったから」
・同居人は両親と叔母の4人